巻物

陽の見えない祝日の明け方に冷酒を

トルネードの渦巻きを考えた魔法使い

「美容師」を好きという人もいるだろうし、嫌いという人もいるだろう。興味のない人も。アナタにとっての「パティシエ」って、どう?

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泣きながらお喋りする母さんと季節はずれの雪

私の誕生日、親友から貰った香りは、かなり強いフローラルの香りだ。
合っているボトルをイメージしてチョイスしてくれた作品で、小さくてリボンがついていて可愛い。
香り自体も瓶もどんなに大きくいっても華やかではない香水だ。
ストアには多くの商品が置かれていたが、ひっそりと置いてあった商品。
形は本当にちっちゃい。
小型でお気に入り。
出かける時だけでなく、仕事のときもカバンの中に、家で仕事をするときは机に置いている。
それで、バッグの中は、同じ香り。
いつもつけているため、そうでないときは周りに今日あの香りしないと言われる場合もたまに。
お店でいろいろ香水を試すのは好きだが、この香水が今までで最も気に入っている香りだ。

湿気の多い祝日の早朝はシャワーを
末端冷え性になってからは、多少は辛いけれど、何と言っても寒い時期がフェイバリットだ。
家の外が乾燥しているので、カラッとした香り、さらにヒーターの温もり。
冬の日差しってリッチな気がするし、レフを持って、早朝の海もかっこいい。
季節感を出したかったら、性能のいいカメラもいいけれど、トイカメでバリバリシャッターに収めるのがお洒落で雰囲気のあるショットが見つかる。

凍えそうな日曜の夕方は料理を

子供とのコミュニケーションをすると、ひとり娘は大変なじんでくれる。
生まれてすぐは、仕事がとってもあわただしく、会うことが珍しかったため、たまたま抱きしめても近寄ってくれなかった。
実の父でありながらと悲しい思いだったが、仕事の業務が大わらわだからと絶望せずに、足しげく、休日に散歩に連れ歩くようにした、抱えても、お風呂に入れても泣かなくなった。
最近、仕事で玄関をでるとき、自分が居なくなることが寂しくて涙を流してくれるのが嬉しい。

じめじめした平日の深夜に足を伸ばして
今よりもかなり肥満体型だった時に、どうしても食べたくなったのがハニートーストだ。
その上、夜ごはんの後に3枚くらい食べていた時期もあった。
さらに並行して、フライドポテトにはまってしまい、デブの世界へまっしぐらだった自分。
試した痩せる方法が変なのばかりだ。
一つは、14日間スープダイエット。
これは2週間程同じレシピのスープだけで生きる食事だ。
職場にも水筒に入れて持って行ったという徹底さ。
スープダイエットに断念して、豆腐を夕食に置き換えるというダイエット。
さすがに、今ではできない。
その後、3年ほどで生活習慣を気にするようになると、気が付くと元通りに。
とにかくコツコツとやっていくしかないのかもしれない。

のめり込んで熱弁するあいつと突風

何年か前の暑い時期、クーラーの効いた部屋の中で氷たくさんの飲み物をしょっちゅう飲んでいた。
私は外に出ると熱中症にかかっていたので、水分を取るのが必要だと考えたから。
冷房の効いた室内で、キャミソール、そしてアイスティーにカルピスなどなど。
なので、快適に過ごせたと実感していた暑さ対策。
秋が過ぎ、次の冬、いつもよりさらに震えを感じることが多かった。
外で過ごす仕事内容がしょっちゅうだったこともあるが、寒くてほとんど部屋から出れないという事態。
なので、たぶん、夏の生活習慣は真冬の冷え対策にもつながると思う。
必要な栄養を取り、バランスの良い生活をすることがベストだと思う。

どしゃ降りの日曜の昼は昔を懐かしむ
友人の彼氏のSさんの会社で、定期的に和歌山の工場で作った梅干しを注文している。
酔うと電話をくれるSさんの部下でアルEくんという若者は、まったく会話がかみ合ったことがない。
素面のときの彼は、結構な人見知りらしく、そこまでたくさん返答してくれない。
そんな感じで、私はEくんとじゅうぶんにトークをしたことがない。

自信を持って踊る友人と月夜

少し前、TVで、マックチキンの味をまねしたレシピというふうに紹介していました。
めちゃめちゃうまそうだと思って、妻に作ってもらいましたが、マックのチキンナゲットの味ではないけれどおいしかったです。
皮がちょっと違ったのだけれど、中身は、チキンといえばチキンだから、私程度ぐらいではちょびっとの差はわからなくてものすごくうまかったです。

気どりながら吠える先生と壊れた自動販売機
ある夏の日の昼。
少年は家の庭で、アリの行列が虫の死骸を運んでいるところを注意深く観察していた。
アリ達は一生懸命働いているのだが、虫の死骸一つでこんなにいっぱいの蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は不審に感じた。
少年は、アリ達を泥で埋めたらどうなるだろう、という好奇心に駆られた。
しかし、今日のところはただただ観察し続けることに決めた。
暑い夏の日なので、少年の汗はダラダラと流れ、ポタポタと蟻たちの近くに落ちた。

泣きながら大声を出す父さんとよく冷えたビール

江國香織さんの話に出てくる女性は、陰と陽を潜めていると思う。
旦那意外との恋愛を悪としない。
恋だと思わせつつ、運命的に大切に思っているのは旦那様だけのたった一人。
という主人公がよく登場するような気がします。
不倫を陰だと考えれば、本命は陽。
突然別人が入ったように陰が出てくる。
結婚以外での恋愛に関する善悪の区別は置いておいて、登場するヒロインを研究する。
私の中に新しい恋や価値観が現れることもある。

涼しい週末の夕方は熱燗を
「晩御飯はカレーよ。」
少年はお母さんのその言葉を聞いて、思わず笑みが浮かんだ。
少年は学校が終わって家に帰ってから、扇風機にあたりながらダラダラとテレビを見ていたところだった。
今日は西日が暑い。
網戸の窓では風鈴が思い出したように鳴っていた。
TVでは、昔のなつかしアニメをやっていた。
今日の放送は「一休さん」をやっていた。
一休さんみたいに聡明な坊主がいたら、テストは満点取るんだろうか、と少年は思っていた。
だけど、キッチンからカレーの匂いが香って来たとき、少年はアニメのことは頭から飛んでいってしまった。

手裏剣


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